研究課題
基盤研究(C)
社会的コミュニケーションを苦手とする高機能自閉性障害児の問題行動には文化差がある。本研究ではどのような文化差がなぜ生じるかを検討した。方法は日本と中国の定型発達児と自閉性障害児とその母親が話をする様子と、子どもがパソコン画面の絵をどのように見ているかを比較した。合計308名の子どもが参加した。分析の結果、自閉性障害児は日本、中国においても人の気持ち(内面)の理解が苦手で、また視覚的に情報を収集する効率が悪いことが判明した。一方で、母親の関わり方には日中で違いがあり、それが高機能自閉性障害児の行動にも影響していることも判明した。
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Communicative behavior of ASD and TD Developmental Psychology in Japan 2014
巻: (in press)
自閉症スペクトラム研究
巻: 12 ページ: 7-14
Frontiers in Developmental Psychology in Japan 2014
巻: 1
巻: 12