研究課題/領域番号 |
23530890
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
松田 修 東京学芸大学, 教育学部, 准教授 (60282787)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 認知症 / 能力 / 権利擁護 / 精神鑑定 / 成年後見 / 心理検査 / アセスメント / 知能検査 / 認知症高齢者 / 心理アセスメント / アルツハイマー病 / 認知機能障害 / 高齢者 / 知能 / 判断能力 / 老化 / 認知的加齢 |
研究概要 |
第一に,アルツハイマー型認知症(AD)の高齢者は,認知症が比較的軽症の時期から,安全な暮らしの維持にとって重要な「家庭用ガス」や「不潔な衣服」の臭いの認識課題の成績が,統制群の高齢者よりも有意に低かった。第二に,認知症スクリーニングテストで陰性と判定されたAD群の高齢者は,統制群の高齢者よりも一般知的能力指標(GAI)得点が統計学的に有意に低かった。評価点レベルの比較では,結晶性知能を反映する知識の成績に統計学的な有意差が認められた。第三に,処理速度指標(PSI)が加齢の影響を最も強く受ける可能性が示唆された。第四に,PSIの成績は契約書の理解度テストの成績と有意に関連することが示唆された。
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