研究課題/領域番号 |
23530899
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 兵庫教育大学 |
研究代表者 |
市井 雅哉 兵庫教育大学, 学校教育研究科(研究院), 教授 (10267445)
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研究分担者 |
吉川 久史 浜松医科大学, 児童青年期精神医学講座, 特任助教 (30610852)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | EMDR / NIRS / 脳血流 / 安全な場所 / 眼球運動 / 外傷記憶 / 自律神経系 / 心拍数 / 脳活動 / 性被害 |
研究概要 |
EMDR実施中の脳機能部位、および自律神経系の変動パターンの特定を目的に、脳血流内の酸素濃度を24チャンネル光トポグラフィ装置で、自律神経系指標を皮膚伝導性・皮膚温度・指尖容積脈波・呼吸振幅によって、4名の被験者で測定した。EMDR前後で有意に臨床的指標は低下した。前頭葉付近、特に眼窩前頭皮質において、[oxy-Hb]が、外傷記憶の想起に伴い急激に増加、その後減少する様子が観察された。 また、安全な場所のイメージに水平方向の眼球運動がどう影響するかを大学生を用いて検討した。水平な眼球運動で、安全感や穏やかさの程度が低下し、眼球を動かさない条件において、イメージをより深く体験する傾向が上昇した。
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