研究課題/領域番号 |
23530906
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
高原 朗子 熊本大学, 教育学部, 教授 (20264989)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 高機能広汎性発達障害 / 心理劇 / 臨床心理学 / 対人関係 |
研究概要 |
心理劇とはモレノによって開発された集団心理療法であり、即興の形式を用いて人間および人間を取り巻く状況を探求する科学である。本研究では高機能広汎性発達障害児・者に心理劇による支援を行い、その効果を検証した。その際、「対人関係の多重構造モデル」(髙原2011)の視点(心理劇の場で起こる「現実の人間関係」と「心理的現実の人間関係」の同時的体験)に焦点をあて、対象者への心理劇の効果を分析した。 積み重ねられた事例データの整理の結果、「現実の人間関係」が安定しているほど、心理劇の場で、より適切に気持ちの表現がみられるなどの傾向が認められた。
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