研究課題/領域番号 |
23530910
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
|
研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
小川 成 名古屋市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (90571688)
|
研究分担者 |
中野 有美 椙山女学園大学, 人間関係学部, 准教授 (60423860)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2013
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | パニック障害 / 認知行動療法 / QOL / 予測因子 / 効果予測因子 |
研究概要 |
認知行動療法後のQOL変化に関する施行前の予測因子を検証した。方法は、治療前に人格特性とパニック障害の症状を評価し、認知行動療法を施行。治療後にQOLを評価した。治療前の人格特性や症状の各項目が治療後のQOLの各項目をいかに予測しているかについて統計解析を行った。 結果は、精神的なQOLについては治療前の人格特性としての開放性と誠実性が、また症状としてのパニック発作の頻度と身体感覚恐怖が有意な予測因子であった。身体的なQOLについては広場恐怖と身体感覚恐怖が有意な予測因子であった。パニック障害の認知行動療法の適応を検討する際には、これらの項目に注意を払うことが有用であるかもしれない。
|