研究課題/領域番号 |
23530949
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
実験心理学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
高野 陽太郎 東京大学, 人文社会系研究科, 教授 (20197122)
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研究分担者 |
森島 泰則 国際基督教大学, 教養学部, 准教授 (20365521)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 思考 / 言語 / 注意 / 記憶 / 外国語副作用 / 第二言語 / 作動記憶 / 第二言語学習 / 母語 / 二重課題 |
研究概要 |
母語ほどには習熟していない外国語を使用している最中には思考力が一時的に低下するという現象(外国語副作用)に関して、実験的な研究を行なった。どの言語処理プロセスが思考に干渉するかを調べた実験では、音声処理プロセスは思考に干渉せず、語彙アクセス・プロセスと統語解析プロセスは思考に干渉することを示唆する結果が得られた。また、言語課題として読解課題を用いた実験では、課題の難易度が低いときのみ、母語話者に比べ、外国語話者において、計算課題への干渉が大きくなり、難易度が高いときには、そうした差が見られなかった。
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