研究課題/領域番号 |
23530950
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
実験心理学
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研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
池田 一成 東京学芸大学, 教育実践研究支援センター, 教授 (50293006)
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連携研究者 |
関口 貴裕 東京学芸大学, 教育心理学講座, 准教授 (90334458)
松田 修 東京学芸大学, 教育心理学講座, 准教授 (60282787)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
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キーワード | 生理 / 事象関連電位 / 選択的注意 / 聴性脳幹反応 |
研究成果の概要 |
研究課題の検討によって主に次の3つの成果が得られた。(1)感覚様相(聴覚と視覚)間注意事態ならびに両耳分離聴事態において、聴性脳幹反応に選択的注意効果が成立した。しかし、その効果は刺激条件に制約されやすく、両耳分離聴時の後期事象関連電位(陰性差波形)が示す一般性と対照的であった。(2)当初、研究目的(選択的注意に関連した聴性脳幹反応の検出)を達成する必要条件として想定されたが、対側ノイズ提示は聴性脳幹反応の注意効果を成立させる際に必須でないことが明らかになった。(3)注意は聴性脳幹反応の両耳間相互作用(両耳刺激反応が片耳刺激反応の和と異なること)に影響を与えた。
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