研究課題/領域番号 |
23530958
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
実験心理学
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研究機関 | 岩手県立大学 |
研究代表者 |
桐田 隆博 岩手県立大学, 社会福祉学部, 教授 (20214918)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 怒り優位効果 / 表情認識 / 怒り顔 / 幸福顔 / 視覚探索課題 / 注意の瞬き現象 / 合成顔効果 / 全体処理・部分処理 / 怒り優位性 / 表情 / 視覚情報処理 / 皮質下視覚経路 / 扁桃体 / 怒り顔優位性 / 注意 / 注意の瞬き / 顔の表情 / 全体的処理 / 怒り顔の優位性 / 表情探索課題 |
研究成果の概要 |
本研究では、表情検出における怒り顔の優位性について、空間的注意機能および時間的注意機能の観点から実験的に検討した。その結果、従来の研究において主張されている怒り表情に対する特別な注意機能は確認できなかった。表情の処理様式から見た場合も、検出を促進すると考えられる全体処理優先の傾向は、怒りよりは幸福の表情において強いことが示された。したがって、表情認識過程において主張されている怒り顔の優位性は、頑健な現象とはいえず、実験で用いる表情刺激に強く依存すると結論づけることができる。このことは、今後の表情認識過程を整合的に解釈する際の大きな手がかりとなる。
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