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学習者の発達的ニーズに応える中等教育カリキュラムの開発と実証

研究課題

研究課題/領域番号 23530987
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 教育学
研究機関千葉大学

研究代表者

上杉 賢士  千葉大学, 教育学部, 教授 (50323382)

研究分担者 市川 洋子  盛岡大学, 文学部, 准教授 (40593588)
天野 一哉  星槎大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (10600364)
研究期間 (年度) 2011 – 2013
研究課題ステータス 中途終了 (2011年度)
配分額 *注記
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
キーワードプロジェクト・ベース学習 / 発達的ニーズ / 対話による関係性の深化 / 中等教育 / カリキュラム / Project-Based Learning
研究概要

平成24年度の研究は、8月18日から21日に千葉・仙台・東京で開催した「エドビジョン・セミナー2012」、10月28日から11月4日の1週間にわたって実施した「欧州教育視察(コペンハーゲン・アムステルダム周辺)」、及びPBL導入校(仙台・尚絅学院高等学校、東京・京北学園白山高等学校、静岡県立伊豆総合高等学校)への実践支援が主たる内容であった。
「エドビジョン・セミナー2012」では、ミネソタ州にある学校支援組織のエドビジョンから2名の講師を招聘した。千葉大学では2日にわたるワークショップを開催し、延べ40名の参加者を得た。仙台・尚絅学院高校では半日のシンポジウムを開催し、40名の参加者を得た。東京・法政大学では半日のシンポジウムを開催し、60名の参加者を得た。いずれの会場でも、PBLの理論と方法について講師から紹介があり、参加者にとっては有意義な研修の機会となった。特に尚絅学院では、現在進行中のプロジェクトについて高校生が講師から直接的にアドバイスをもらう企画を立て、高校生自身はもとより教員も今後のプロジェクト支援について大きな示唆を得た。
「欧州教育視察」では、5日間で5校・2機関を訪問し、現地での教育実践を支えている理念と、それに基づく教育実践の具体的な様子に触れることができた。特に、デンマークにおける教育は、伝統的な「対話」による教育の場面を目撃し、わが国での実践に適用するための大きな示唆が得られた。思春期の若者は、一方で自立を渇望するが、この基盤としての関係づくりに対話という方法を導入し、強固な基盤を形成することが有効であることが確認できた。
尚絅学院・白山高校・伊豆総合高校には、研究分担者と連携して各2回の訪問を行い、生徒に直接オリエンテーションを行うとともに、支援する教員たちとの協議を行った。各校とも、実践は次第に充実している。

報告書

(2件)
  • 2012 実績報告書
  • 2011 実施状況報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて 2013 2012 2011

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (2件) 図書 (2件)

  • [雑誌論文] エドビジョンセミナー2012報告書2012

    • 著者名/発表者名
      上杉賢士(編集代表)
    • 雑誌名

      PBLブックレット

      巻: 11号

    • 関連する報告書
      2012 実績報告書
  • [雑誌論文] 欧州教育視察2012報告書2012

    • 著者名/発表者名
      上杉賢士(編集代表)
    • 雑誌名

      PBLブックレット

      巻: 12号

    • 関連する報告書
      2012 実績報告書
  • [学会発表] プロジェクト・ベース学習が育む学びのオーナーシップ2011

    • 著者名/発表者名
      上杉賢士
    • 学会等名
      日本協同教育学会第8回大会(招待講演)
    • 発表場所
      千葉大学教育学部
    • 関連する報告書
      2011 実施状況報告書
  • [学会発表] 高等学校におけるPBLの実践と成果~ホープスタディの結果から見えてきたこと~2011

    • 著者名/発表者名
      市川洋子
    • 学会等名
      日本協同教育学会第8回大会
    • 発表場所
      千葉大学教育学部
    • 関連する報告書
      2011 実施状況報告書
  • [図書] 子どもの道徳(「いじめ」防止と人間関係づくり)2013

    • 著者名/発表者名
      上杉賢士
    • 総ページ数
      2
    • 出版者
      光文書院
    • 関連する報告書
      2012 実績報告書
  • [図書] 「ルールの教育」を問い直す~子どもの規範意識をどう育てるか~2011

    • 著者名/発表者名
      上杉賢士
    • 総ページ数
      185
    • 出版者
      金子書房
    • 関連する報告書
      2011 実施状況報告書

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公開日: 2011-08-05   更新日: 2019-07-29  

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