研究課題/領域番号 |
23530990
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
吉永 契一郎 東京農工大学, 大学教育センター, 准教授 (70313492)
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研究分担者 |
堀井 祐介 金沢大学, 大学教育開発支援センター, 教授 (30304041)
中島 英博 名古屋大学, 高等教育研究センター, 准教授 (20345862)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ヨーロッパ / ボローニャ・プロセス / 専門教育 / 単位互換 / 教授法センター / 汎用能力 / 高等教育 / 大衆化 / 質の保証 / 効率化 / 職業教育 / 教授法 / 大学改革 / 教育改善 / ドイツ / カリキュラム / 大学教育 |
研究成果の概要 |
ヨーロッパにおける学部教育の変容を、物理学・歴史学・経営学について訪問調査を行い、高等教育機会の拡大と汎用能力の育成への対応を検討した。同じヨーロッパでも、ドイツのような大国では改革速度が遅く、ベルギー・オランダのような小国では改革速度が速い。また、物理学・歴史学のような伝統的分野では、3年制学士号やカリキュラムの変更、単位互換、海外留学に消極的であり、経営学では柔軟に対応している。これらのことから、ヨーロッパ高等教育圏の構築を目的とするボローニャ・プロセスが、単位互換や教育サイクルのみではなく、他の大学改革の口実となっていることが明らかとなった。
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