研究課題
基盤研究(C)
「近代日本の学問形成・教科書編纂と国学」と題するこの研究では、近代日本の学問、とりわけ歴史学、国語国文学の学術研究から、修身、歴史、国語等の初等中等教育の教科書にわたって、国学者の関与の実態を明らかにするものである。この研究により、(1)近世国学で知られていた日本書紀の孟子引用が近代では忘れさられたこと、(2)帝国大学における宗教に関する学問研究が宗教系大学の成立に影響を与えていること、(3)伝統文化をめぐる国学の対応が昭和期の日本精神論の問題に示唆を与えることなどが明らかになった。
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大谷大学真宗総合研究所 研究紀要
巻: 32 ページ: 33-51
120005721469
教育学研究
巻: 82(2)
日本教育史学会紀要
巻: 3 ページ: 34-61
40020092025