研究課題/領域番号 |
23531061
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
中坪 史典 広島大学, 教育学研究科(研究院), 准教授 (10259715)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 保育者の専門性 / 感情的実践 / 感情表出 / 感情抑制 / 見守る / 日本 / アメリカ合衆国 / 国際情報交流 / 感情的理解 / 感情的知性 / 「見守る」 |
研究概要 |
感情的実践としての保育者の専門性について、特に保育者が子どもの自律的問題解決を促すために自らの感情を意図的に抑制する場面に焦点を当てて検討した。具体的には、日本の保育実践の映像を用いて、日米の保育者にインタビューを実施した。結果は次の通りである。(1)自らの感情を意図的に抑制する保育者の実践は、子どもに介入しないけれども関与しないわけではない「非介入的関与」である。(2)自らの感情を抑制しながらも保育者は、視線や表情を媒介として自らの感情を表出しており、それによって子どもは安心感を得ることができる。(3)子どもの自律性を促すために保育者は、問題状況を共有しながらも自らの感情をあえて抑制する。
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