研究課題/領域番号 |
23531112
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育社会学
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
新谷 康浩 横浜国立大学, 教育人間科学部, 准教授 (10345465)
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研究分担者 |
眞鍋 倫子 中央大学, 文学部, 教授 (00345323)
居郷 至伸 横浜国立大学, 大学教育総合センター, 講師 (70586396)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 教育社会学 / キャリア教育 / 非就労 / 職業地位達成 / 逸脱 / 標準的モデル / 学校から職業への移行 |
研究概要 |
本研究は、キャリア教育が何を「就労/非就労」と捉えているかを検討した。キャリアテキストの分析によってキャリア教育が正社員を標準とするモデルに依拠していることが示された。しかしキャリア教育担当者への聞き取り調査によると、標準的モデルを当然視しない分野も存在した。また、大学生に対するアンケート調査の分析から、「就労/非就労」を分ける基準として、「地位」と「行為」の2つの軸が確認できた。理念としてのキャリア教育は「行為」を涵養するが、我が国のキャリア教育は正社員という「地位」獲得を想定している。また大学の種別化と対応した内容にキャリア教育が分岐する萌芽がみられた。これらの知見を報告書にまとめた。
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