研究課題/領域番号 |
23531117
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育社会学
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研究機関 | 滋賀大学 |
研究代表者 |
平畑 奈美 滋賀大学, 国際センター, 准教授 (70520906)
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研究分担者 |
西山 教行 京都大学, 人間・環境学研究科, 教授 (30313498)
森山 新 お茶の水女子大学, 人間文化創成科学研究科文化学系, 教授 (10343170)
佐久間 勝彦 聖心女子大学, 文学部, 名誉教授 (10162330)
杉山 茂 静岡大学, 情報学研究科, 准教授 (60303525)
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研究協力者 |
當作 靖彦 カリフォルニア大学サンディエゴ校, 国際関係・環太平洋研究大学院, 教授
福島 青史 国際交流基金ロンドン日本文化センター, 日本語教育チーフアドバイザー
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 青年海外協力隊 / 日本語教師 / 海外経験 / 国際ボランティア / キャリア形成 / 対外日本語普及 / グローバル人材 / 海外業務経験 / 日本語教育 / 自国語教師派遣 / グローバル人材育成 / 国際経験 / 複言語主義 / 社会学 |
研究成果の概要 |
本研究は、JICAの青年海外協力隊日本語教師隊員を例に、海外業務を経験した日本の若者たちが、そこにどのような意義と問題を見出しているのかを探ったものである。隊員および元隊員らに、インタビュー調査(33名)と、アンケート調査(124名)を実施した結果、彼らが自身の海外経験に大きな満足と達成感を感じ、更なる社会貢献への強い意欲を持っていること、一方で、国際ボランティアとして日本語を教えたという業務の価値は日本社会で評価されず、自身の経験を社会還元できないという不全感を抱えていることが判明した。日本の国際化を進めるためにも、対外日本語普及活動に従事した若者のキャリア再形成の支援を考える必要がある。
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