ゲーミング・シミュレーション「事件報道」の開発－裁判員へのメディアリテラシー－

• 研究課題/領域番号: 23531154
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 教科教育学
• 研究機関: 秋田大学
• 研究代表者: 井門 正美 秋田大学, 教育文化学部, 教授 (60312691)
• 研究期間 (年度): 2011 – 2013
• 研究課題ステータス: 完了 (2013年度)
• 配分額: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円); 2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
• キーワード: ゲーミング・シミュレーション / 事件報道 / 役割体験学習 / 裁判員 / メディアリテラシー / いじめ / 民事裁判 / 裁判員リテラシーゲーム / 民事事件 / 知識と行為の統一 / 協働と体験による学び / 他者存在の意義を感じる学習 / 刑事事件 / 原発問題 / 東日本大震災

研究概要

裁判員制度は2009年５月以来、概ね順調な展開を見せている。しかし、マスコミによる刑事事件報道(事件報道)は、以前よりも改善されたとは言え、依然として被害者や逮捕者のプライベートな情報提供をしている。本研究は、こうした問題状況に鑑み、裁判員裁判の刑事事件とその報道(事件報道)に焦点を当て、学習者が役割体験学習論により、事件報道に対して多角的な視点から批判的に考察することのできるゲーミング・シミュレーション教材(GS教材)「事件報道」を開発し実践した。具体的には、GS教材「いじめ」及び「裁判員リテラシー」を開発し、実践した。
これらの教材により、学習者の社会的実践力を育成を図った。

研究成果

• [雑誌論文] JASAGシリアスゲーム研究部会と秋田大学ゲーミング・シミュレーション研究会による2014春期研究成果報告 (2014)
  • 著者名/発表者名: 井門正美, 他著
  • 雑誌名: 日本シミュレーション&ゲーミング学会全国大会論文報告集 巻: 2014年春号 ページ: 44-53
• [雑誌論文] JASAGシリアスゲーム研究部会と秋田大学ゲーミング・シミュレーション研究会による2014春期研究報告 (2014)
  • 著者名/発表者名: 井門正美、渡部育子、神居隆、久保山力也、鈴木智彦、鮎川博晃、田島駿己、本間隆造
  • 雑誌名: 日本シミュレーション＆ゲーミング学会全国大会論文報告集2014年春号 巻: 2014年春号
  • 査読あり
• [雑誌論文] 秋田大学のゲーミング・シミュレーション研究と教育実践3-秋田大学ゲーミング・シミュレーション研究会&JASAGシリアスゲーム研究部会の挑戦2- (2013)
  • 著者名/発表者名: 井門正美, 他著
  • 雑誌名: 日本シミュレーション&ゲーミング学会全国大会論文報告集 巻: 2013年秋号 ページ: 112-119
• [雑誌論文] 秋田大学のゲーミング・シミュレーション研究と教育実践2-秋田大学ゲーミング・シミュレーション研究会&JASAGシリアスゲーム研究部会の挑戦- (2013)
  • 著者名/発表者名: 井門正美, 他著
  • 雑誌名: 日本シミュレーション&ゲーミング学会全国大会論文報告集 巻: 2013年春期 ページ: 79-86
• [雑誌論文] いじめ問題プロジェクト―いじめ・人権・教育・法― (2013)
  • 著者名/発表者名: 井門正美、久保山力也著
  • 雑誌名: 科学研究費補助金新学術領域研究「法と人間科学」
• [雑誌論文] 秋田大学のゲーミング・シミュレーション研究と教育実践２ －秋田大学ゲーミング・シミュレーション研究会＆JASAGシリアスゲーム研究部会の挑戦－ (2013)
  • 著者名/発表者名: 井門正美、渡部育子、神居隆、大山香子、堀川敏樹、佐藤友理、佐賀寛生、鈴木智彦、鮎川博晃、田島駿己、本間隆造
  • 雑誌名: 日本シミュレーション＆ゲーミング学会全国大会論文報告集2013年春号 巻: 2013年春号 ページ: 79-86
• [雑誌論文] 秋田大学のゲーミング・シミュレーション研究と教育実践３ －秋田大学ゲーミング・シミュレーション研究会＆JASAGシリアスゲーム研究部会の挑戦２－ (2013)
  • 著者名/発表者名: 井門正美、玉本英夫、林信太郎、安藤秀明、横山洋之、伊藤慎一、小林到、柴田傑、加賀谷有、鮎川博晃、田島駿己、本間隆造
  • 雑誌名: 日本シミュレーション＆ゲーミング学会全国大会論文報告集2013年秋号 巻: 2013年秋号 ページ: 112-119
• [雑誌論文] 役割体験学習論に基づく法教育―実践的法教育の理論的枠組― (2012)
  • 著者名/発表者名: 井門正美著
  • 雑誌名: 法と教育(法と教育学会) 巻: Vol.2 ページ: 25-32
  • NAID: 40019967242
• [雑誌論文] 第III部第4章2節役割体験学習論による社会系教科教育の改革 (2011)
  • 著者名/発表者名: 井門正美著
  • 雑誌名: 21世紀型学校教育への提言-民主的学校と省察的教師-(日本学校教育学会編、教育開発情報センター)
• [学会発表] JASAGシリアスゲーム研究部会と秋田大学ゲーミング・シミュレーション研究会による2014春期研究報告 (2014)
  • 著者名/発表者名: 井門正美、渡部育子、神居隆、久保山力也、鈴木智彦、鮎川博晃、田島駿己、本間隆造
  • 学会等名: 日本シミュレーション＆ゲーミング学会
  • 発表場所: 流通経済大学(松戸校舎)
  • 招待講演
• [学会発表] ゲーミング・シミュレーション教材「いじめ模擬民事裁判―いじめPTSD事件―」の開発と実践 (2013)
  • 著者名/発表者名: 井門正美
  • 学会等名: 法と教育学会第4回学術大会
  • 発表場所: 武蔵大学
  • 年月日: 2013-09-01
• [学会発表] 企画シンポジウム「いじめ問題プロジェクト―いじめ・人権・教育・法―」 (2013)
  • 著者名/発表者名: 井門正美、久保山力也
  • 学会等名: 科学研究費補助金新学術領域研究「法と人間科学」
  • 発表場所: 秋田大学
• [学会発表] 秋田大学のゲーミング・シミュレーション研究と教育実践２ －秋田大学ゲーミング・シミュレーション研究会＆JASAGシリアスゲーム研究部会の挑戦－ (2013)
  • 著者名/発表者名: 井門正美、渡部育子、神居隆、大山香子、堀川敏樹、佐藤友理、佐賀寛生、鈴木智彦、鮎川博晃、田島駿己、本間隆造
  • 学会等名: 日本シミュレーション＆ゲーミング学会
  • 発表場所: 東京工業大学
• [学会発表] ゲーミング・シミュレーション教材「いじめ模擬民事裁判―いじめPTSD 事件―」の開発と実践 (2013)
  • 著者名/発表者名: 井門正美、久保山力也
  • 学会等名: 法と教育学会
  • 発表場所: 武蔵野大学
• [学会発表] 命を守るエネルギー資源教育(3)－原発問題の授業構想：『歴史・地理的考察』編－ (2013)
  • 著者名/発表者名: 井門正美
  • 学会等名: 日本社会科教育学会
  • 発表場所: 山形大学
• [学会発表] 秋田大学のゲーミング・シミュレーション研究と教育実践３ －秋田大学ゲーミング・シミュレーション研究会＆JASAGシリアスゲーム研究部会の挑戦２－ (2013)
  • 著者名/発表者名: 井門正美、玉本英夫、林信太郎、安藤秀明、横山洋之、伊藤慎一、小林到、柴田傑、加賀谷有、鮎川博晃、田島駿己、本間隆造
  • 学会等名: 日本シミュレーション＆ゲーミング学会
  • 発表場所: 東北大学
• [学会発表] 新学術領域研究・法と人間科学2012年度企画「いじめ問題プロジェクト」 (2013)
  • 著者名/発表者名: 井門正美、久保山力也、秋田大学学生と院生
  • 学会等名: 新学術領域研究・法と人間科学・法教育班2012年度企画
  • 発表場所: 秋田大学
• [学会発表] 企画セッション『紛争解決はゲーミングによって,いかに効果的に伝えらえるか』 (2012)
  • 著者名/発表者名: 井門正美
  • 学会等名: 日本シミュレーション&ゲーミング学会2012年全国研究大会秋期大会
  • 発表場所: 北海道大学
  • 年月日: 2012-10-23
• [学会発表] 役割体験学習論による韓国「ソロモンローパーク」の考察-体験型法教育施設の意義- (2012)
  • 著者名/発表者名: 井門正美、久保山力也
  • 学会等名: 法と教育学会
  • 発表場所: 東京大学
  • 年月日: 2012-09-02
• [学会発表] ミニシンポジウム③ゲーミング法教育の思想と行動 (2012)
  • 著者名/発表者名: 井門正美、久保山力也, 他
  • 学会等名: 日本法社会学会2012年度学術大会
  • 発表場所: 京都女子大学
  • 年月日: 2012-05-12
• [学会発表] ゲーミング法教育の理論（ミニシンポジウム③「ゲーミング法教育の思想と行動」内発表） (2012)
  • 著者名/発表者名: 井門正美
  • 学会等名: 日本法社会学会2012年度学術大会
  • 発表場所: 京都女子大学
  • 招待講演
• [学会発表] 役割体験学習論に基づく「韓国ソロモンローパーク」の考察 (2012)
  • 著者名/発表者名: 井門正美
  • 学会等名: 法と教育学会2012年度全国学術大会
  • 発表場所: 東京大学
• [学会発表] 社会系教科におけるメディアリテラシー教育―事件・事故報道をめぐって― (2011)
  • 著者名/発表者名: 井門正美
  • 学会等名: 全国社会科教育学会第60回全国研究大会
  • 発表場所: 広島大学
  • 年月日: 2011-10-08
• [学会発表] 役割体験学習論に基づく法教育——法教育実践の理論的枠組 (2011)
  • 著者名/発表者名: 井門正美、三浦広久
  • 学会等名: 法と教育学会第2回学術大会
  • 発表場所: 学習院大学
  • 年月日: 2011-09-04
• [学会発表] 役割体験学習論に基づく法教育―法教育実践の理論的枠組－ (2011)
  • 著者名/発表者名: 井門正美・三浦広久
  • 学会等名: 法と教育学会第2回学術大会
  • 発表場所: 学習院大学
• [学会発表] 秋田大学のゲーミング・シミュレーション研究と教育実践1 (2011)
  • 著者名/発表者名: 井門正美他
  • 学会等名: 日本シミュレーション＆ゲーミング学会2011年春季大会
  • 発表場所: 千葉工業大学
• [学会発表] 秋田大学のゲーミング・シミュレーション研究と教育実践2－大学の教育方法改革－ (2011)
  • 著者名/発表者名: 井門正美他
  • 学会等名: 日本教育方法学会第47回全国研究大会
  • 発表場所: 秋田大学
• [学会発表] 命を守る資源エネルギー教育(1)－社会系教科教育は原発問題にどう取り組めばよいのか (2011)
  • 著者名/発表者名: 井門正美
  • 学会等名: 日本社会科教育学会第61回全国研究大会
  • 発表場所: 北海道教育大学
• [学会発表] 紛争解決は、ゲーミングによっていかに効果的に伝えられるか (2011)
  • 著者名/発表者名: 井門正美、久保山力也他
  • 学会等名: 日本シミュレーション＆ゲーミング学会2011年秋季大会
  • 発表場所: 北海道大学
• [図書] 学校文化と法―教育は"いじめ"にどう立ち向かうのか:いじめ問題への挑戦― (2014)
  • 著者名/発表者名: 井門正美、久保山力也編著
  • 総ページ数: 239
  • 出版者: NSK出版
• [図書] 学校文化と法－いじめ問題への挑戦－ (2014)
  • 著者名/発表者名: 井門正美・久保山力也編著
  • 総ページ数: 239
  • 出版者: NSK出版社
• [図書] ブルーレイビデオ「いじめ問題プロジェクト－いじめ・人権・教育・法－」 (2014)
  • 著者名/発表者名: 井門正美監修
  • 出版者: ビデオ制作会社 STAFF
• [図書] 実践キャリアアップ教育―役割体験学習論からの教育改革― (2013)
  • 著者名/発表者名: 井門正美著
  • 総ページ数: 131
  • 出版者: NSK出版
• [図書] 実践キャリアアップ教育―役割体験学習論からの教育改革― (2013)
  • 著者名/発表者名: 井門正美
  • 総ページ数: 131
  • 出版者: NSK出版
• [図書] 役割体験学習論に基づく法教育―裁判員裁判を体感する授業― (2011)
  • 著者名/発表者名: 井門正美著
  • 総ページ数: 235
  • 出版者: 現代人文社
• [図書] 役割実践法による『ロールプレイング』の再構築」『ロールプレイ』(マトヴェイチュク著、翻訳企画者井門正美、監訳和泉浩、翻訳若有保彦 (2011)
  • 著者名/発表者名: 井門正美著
  • 出版者: 現代人文社
• [図書] 21世紀型学校教育への提言―民主的学校と省察的教師― (2011)
  • 著者名/発表者名: 井門正美（分担執筆）
  • 総ページ数: 330
  • 出版者: 教育開発情報センター
• [備考] 井門正美監修Blue-ray Disk『いじめ問題プロジェクト―いじめ・人権・教育・法:教育はいじめにどう立ち向かうのか―』科学研究費補助金新学術領域研究「法と人間科学」法意識と法教育研究グループ:法教育班、2014年3月、95分。
• [備考]
  • URL: http://www.akita-university-gaming-simulation.jp/idomlab/
• [備考] 井門正美研究室
  • URL: http://www.akita-university-gaming-simulation.jp/idomlab/
• [備考] 秋田大学ゲーミング・シミュレーション研究会
  • URL: http://www.akita-university-gaming-simulation.jp/
• [備考] 井門正美(Masami IDO)研究室
  • URL: http://www.akita-university-gaming-simulation.jp/idomlab/
• [備考] 裁判員制度の模擬裁判
  • URL: http://www.akita-university-gaming-simulation.jp/mogi_saiban/
• [備考] 秋田大学ゲーミング・シミュレーション研究会
  • URL: http://www.akita-university-gaming-simulation.jp/
• [備考] 井門正美研究室
  • URL: http://www.akita-university-gaming-simulation.jp/idomlab/
• [備考] 秋田大学社会科教育研究室
  • URL: http://akitadaishakyou.p1.bindsite.jp/
• [備考] 秋田大学ゲーミング・シミュレーション研究会
  • URL: http://www.akita-university-gaming-simulation.jp/