研究課題
基盤研究(C)
職業生活問題の解決と予防教育を行っているフランスの「予防・健康・環境」科のカリキュラムを分析した。プログラムにおいて、①予防・健康・環境に関する知識②責任ある行動③市民の能力④批判的精神⑤分析過程と問題解決の過程を統合する方法論、を獲得することを教育目標として明示している。職業生活教育の内容は6つのモジュールから成り、教育方法として、帰納的学習過程から出発して演繹的学習を重視することが示されている。教科書の各章は、状況分析→知識の動員→解決策の提案の順で展開され、医学や薬学等の専門的知識を活用しながら問題解決を図り、リアルな理解を深められる系統的なカリキュラム編成が大きな特徴である。
すべて 2014 その他
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)
フランス教育学会紀要
巻: 第26号 ページ: 143-144