研究課題/領域番号 |
23531207
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
吉村 直道 愛媛大学, 教育学部, 准教授 (90452698)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 協調的な学力 / 見つめ考え議論する学習 / 数学観・数学学習観 / 討議活動 / 社会的相互作用 / 数学教育学 / 小集団 / 数学学習 / 「見つめ考え議論する」学習 / 異質な集団で活動する力 / 数学・数学学習の認識 |
研究概要 |
研究の成果として,次の3つを挙げることができる.第一は,数学学習における協調的な学力を定義し,その力の育成を目指した数学学習として「見つめ考え議論する学習」を論文にまとめ,協調的な学力を育成する学習の理論的枠組みを構築したことである.第二は,その学習を「夏休み数学学習会」と称して中学生に対して実際に行い,現実可能であることを示したことである.第三は,その実践において事前事後のアンケート調査を実施し,参加者の数学観・数学学習観が個人的・個別的なものから柔軟で他者を意識したものに変容したことを明らかにし,この実践が協調的な学力の育成に寄与することを示したことである.
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