研究課題
基盤研究(C)
3次元非有界領域上のNavier-Stokes方程式に対し、定常解や時間周期解のように、時間軸全体で方程式を満たし弱L_3上で有界な解の性質を研究した。これまで、そのような解の一意性に関し、小さな解は小さな解のクラスで一意性であることはわかっていたが、小ささを仮定しない解のクラスで一意かどうか判っていなかった。本研究では、二つの解が存在したとし、一方が弱L_3空間上でprecompactな値域を持ち、もう一方が小さければ、両者は一致することを示した。この結果は、既知の定常解や時間周期解の同様な一意性定理を改良したものとなっている。
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