研究課題
基盤研究(C)
平面三体問題のSaari予想を,ニュートンの重力の場合(引力が粒子間の距離の二乗に反比例)と強い力の場合(引力が粒子間の距離の三乗に反比例)について証明した.Saari予想とは,多体力学系において,ポテンシャルと系の大きさを表す慣性モーメントから作られた,系の大きさに依存しないある特定の量 (Configurational measure)が一定の運動は,形が変わらない運動に限る,というものである.研究は,この問題を記述する良い変数を見いだすところから始まり,三つの粒子の質量が等しい場合の証明は完成し出版した.一般の質量の場合の証明も完成間近で,今年6月に開催される国際会議で発表する.
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (13件) (うち招待講演 2件) 備考 (3件)
Journal of Physics A: Mathematical and Theoretical
巻: 45 号: 34 ページ: 345202-345202
10.1088/1751-8113/45/34/345202
J. Phys. A: Math. Theor
巻: 45 号: 4 ページ: 45208-45208
10.1088/1751-8113/45/4/045208
http://www.clas.kitasato-u.ac.jp/-fujiwara/nBody/nbody.html
http://www.clas.kitasato-u.ac.jp/~fujiwara/nBody/nbody.html