研究課題
基盤研究(C)
宇宙で最初に誕生した初代の星,すなわち重元素を含まない種族III の星には,巨大な質量のIII.1星と普通の大質量星であるIII.2とが存在することが予測されていた。本研究では,超新星の元素合成や光度曲線のモデルと観測との比較によって,種族III.1とIII.2 に対応する天体を示唆することに成功した。すなわち重元素含有量の極めて少ない星を作った初代の超新星の多くはIII.2に属するが,確証にはCaの起源の解明が必要である。また超高輝度超新星には2種類あり,光源がマグネターの場合はIII.2であるが,星周物質との衝突や放射性元素が光源の場合は,III.1の巨大質量星の爆発である可能性が大きい。
すべて 2014 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (12件) (うち査読あり 12件、 オープンアクセス 3件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (7件) (うち招待講演 6件)
Astrophysical Journal
巻: 785 号: 1 ページ: 5-9
10.1088/2041-8205/785/1/l5
Astrophysical Journal Letters
巻: 792 号: 2 ページ: 32-37
10.1088/2041-8205/792/2/l32
The Astronomical Journal
巻: 148 号: 4 ページ: 68-68
10.1088/0004-6256/148/4/68
Annual Review of Astronomy and Astrophysics
巻: 51 号: 1 ページ: 457-509
10.1146/annurev-astro-082812-140956
The Astrophysical Journal Letters
巻: 771 号: 1 ページ: L12-L12
10.1088/2041-8205/771/1/l12
The Astrophysical Journal
巻: 772
Monthly Notices of the Royal Astronomical Society
巻: 428 号: 2 ページ: 1020-1035
10.1093/mnras/sts075
巻: 754 号: 1 ページ: 63-72
10.1088/0004-637x/754/1/63
巻: Vol.756 号: 2 ページ: L35-L35
10.1088/2041-8205/756/2/l35
巻: 730 号: 2 ページ: L14-L14
10.1088/2041-8205/730/2/l14
Astrophysics and Space Science
巻: 336 号: 1 ページ: 129-137
10.1007/s10509-011-0658-1
巻: 736 号: 1 ページ: 45-45
10.1088/0004-637x/736/1/45