研究課題/領域番号 |
23540292
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
小池 裕司 新潟大学, 自然科学系, 教授 (60262458)
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研究分担者 |
田中 和廣 順天堂大学, 医学部, 准教授 (70263671)
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連携研究者 |
斎藤 直人 高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 教授 (20321763)
後藤 雄二 理化学研究所, 延與放射線研究室, 先任研究員 (00360545)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | ハドロン物理学 / 量子色力学 / 核子構造 / 摂動QCD / シングルスピン非対称 / 高エネルギー過程 / RHIC / 高次ツイスト / 核子核子衝突 / セミインクルーシブ深非弾性散乱 / 3グルーオン相関 / クォーク・グルーオン相関 |
研究概要 |
パートン間の量子的多体相関(高次ツイスト効果)が引き起こすシングルスピン非対称(SSA)に関する研究を,摂動QCDを用いて行い次の成果を得た。(1)核子中のクォークグルーオン相関により,RHICで観測された核子核子衝突におけるSSAが再現できることを示した。(2)核子中の純粋なグルーオン間多体相関の,電子核子および核子核子衝突における種々のSSAへの寄与を表す解析公式を導出し,その性質を明らかにした。(3)終状態ハドロンに対するツイスト3破砕関数のSSAへの寄与を定式化した。また,クォークグルーオン相関と合わせ,電子核子散乱と核子核子衝突のSSAが無矛盾に記述できる可能性も示した。
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