研究課題/領域番号 |
23540304
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
福間 将文 京都大学, 理学研究科, 准教授 (10252529)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 量子重力 / 超弦理論 / 非平衡統計熱力学 / ホログラフィー原理 / 膜の量子論 / マルコフ鎖モンテカルロ / 符号問題 / Lefschetz thimble / ランダム体積 / 行列模型 / 非平衡熱力学 / エントロピー / ブラックホール / モンテカルロ / M理論 / 非平衡熱統計力学 / 曲がった時空上の場の量子論 / エンタングルメント・エントロピー / 量子情報 / AdS/CFT対応 / Unruh-DeWitt測定器 / 量子重力理論 / 粘弾性体 / 局所熱平衡 / Unruh測定器 |
研究成果の概要 |
重力の熱的性質とホログラフィー的性質は量子重力の基本的力学変数を同定する際の手がかりと考えられるが、その両方を説明するため、重力のダイナミクスを相対論的な非平衡緩和過程と捉え、非平衡統計熱力学を様々な角度から調べた。とくに、「形の熱力学」を一般座標不変に構築することと、曲がった時空上の場の量子論の理論の進展に成功した。また、膜のダイナミクスから量子重力理論を定義する試みとして、膜のランダム世界体積を生成する新しい型の行列模型を提唱した。さらに、コンピューター内の非平衡緩和過程を実現するマルコフ鎖モンテカルロ法に対して配位間の距離を導入することで、非平衡緩和過程における幾何の創発を初めて示した。
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