研究課題
基盤研究(C)
92Moはモリブデンの安定同位体の中でもっとも中性子数が少なく、宇宙元素合成において「p-過程元素」に分類されるが、実際に観測される92Moの量は、理論による予測値の数十分の1しかなく、宇宙核物理学における難問のひとつとなっている。92Mo合成に対してもっとも影響が大きい92Mo(γ,p)91Nb反応は、従来、断面積が未測定であったが、本研究はMo同位体を含む検出器自身を“能動標的”とする新しい測定手法を開発することによって、反応断面積の精密測定を実現した。また、断面積測定のもうひとつの手法として、高感度放射化分析法の開発にも成功した。
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すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (14件) (うち招待講演 14件)
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