研究課題
基盤研究(C)
高エネルギー物理実験の手法を用いて,医療と新たな分野への応用を目指し,陽子線治療用加速器を用いた新しいラジオグラフィ手法の開発を検討した。シミュレーションを利用して,実現生,性能,最適化についての評価と検討を行った。陽子線治療装置の構成を活かすため,飛程変調器を用いて簡易なシステムで陽子線画像を得ることを提案し,シミュレーションを用いてその実現可能生を評価した。また,被曝線量や画像の比較による最適化について検討を行った。本研究により,比較的に簡易なシステムにより陽子線画像が取得可能であることを示すことができた。
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