研究課題/領域番号 |
23540358
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構 |
研究代表者 |
長野 邦浩 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 准教授 (90391705)
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連携研究者 |
山崎 祐司 神戸大学, 理学研究科, 准教授 (00311126)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | トリガー / LHC / 新粒子探索 / 高エネルギー / ATLAS / ミューオン |
研究概要 |
世界最高エネルギーでの陽子・陽子衝突実験ATLASにおいて、ミューオン検出器を用いたオンライン事象選択(トリガー)を開発した。短い計算時間で運動量分解能とトリガー効率を高めることに成功した。開発したトリガーアルゴリズムを実際にオンラインへ導入し、2012年運転でデータ取得を行った。取得されたデータの解析から、ヒッグス粒子の発見などの大きな成果が得られている。 また、ミューオン検出器のみを用いることで従来のトリガーでは効率が低い特定の新粒子探索にも感度を高めた。 さらにトリガー頻度を下げるための開発研究を行い、再構成手法を改善して運動量分解能やバックグラウンド排除を高めることに成功した。
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