研究課題/領域番号 |
23540375
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅰ
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
小栗 章 大阪市立大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (10204166)
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研究分担者 |
阪野 塁 東京大学, 物性研, 助教 (00625022)
田中 洋一 アドバンスソフト株式会社, 研究員
HEWSON A. C. Imperial College, Department of Mathematics, Senior Research Investigator
島本 将志 大阪市立大学, 大学院・理学研究科, 大学院生
粟根 美由紀 大阪市立大学, 大学院・理学研究科, 大学院生
佐藤 泉 大阪市立大学, 大学院・理学研究科, 大学院生
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 近藤効果 / 強相関電子系 / 量子ドット / 非平衡電流 / ショットノイズ / 超伝導 / アンドレーエフ散乱 / 数値くりこみ群 / 物性理論 / Green関数 / 電流ノイズ / 国際情報交換 / アメリカ合衆国 / 国際情報交流 / イギリス |
研究概要 |
量子輸送現象における電子相関の効果を解析的な方法,および計算機を用いた数値的方法の両方を駆使し詳細に調べた.従来とは異なるスケーリング法により軌道縮退の大きな極限からRPAを系統的に超える摂動展開方法の確立、および相互作用する不純物Anderson模型の非平衡Green関数の高バイアス極限における厳密解の発見など,解析的な方向から重要な成果が得られた.さらに,Hund結合がある場合における非平衡電流のショットノイズに対する微視的局所Fermi流体論による定式化,および超伝導接合系における近藤効果とAndreev散乱等の競合による低エネルギ―状態のクロスオーバーに関する数値研究に発展があった.
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