研究課題/領域番号 |
23540387
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
青木 優 東京大学, 総合文化研究科, 助教 (50302823)
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連携研究者 |
増田 茂 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (50173745)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 準安定原子 / 電子分光 / 表面磁性 / 準安定励起原子 / スピン偏極 |
研究概要 |
本研究の目的は,所属研究室で開発した世界的に最高輝度を持ったヘリウム準安定原子源にスピン偏極機能を付加し,電子分光測定に応用することにある.幅広い表面系にこの電子分光法を適用し,特にフェルミ準位近傍の価電子におけるスピン状態を調べた.特にカリウム添加ジベンゾペンタセン薄膜にこの分光手法を適用し,ギャップ準位と呼ばれる,その表面磁性を大きく支配する電子状態が新たに出現することが明らかになった.また,カリウム添加量によって系全体で反強磁性的なスピン配置をとる場合があることが示唆された.
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