研究課題/領域番号 |
23540390
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
松本 正茂 静岡大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (20281058)
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研究分担者 |
古賀 幹人 静岡大学, 教育学部, 教授 (40324321)
楠瀬 博明 愛媛大学, 理工学研究科, 准教授 (00292201)
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連携研究者 |
関根 智幸 上智大学, 理工学部, 教授 (60110722)
黒江 晴彦 上智大学, 理工学部, 准教授 (40296885)
木村 尚次郎 東北大学, 金属材料研究所, 准教授 (20379316)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 磁性 / 量子スピン系 / 多極子 / マルチフェロイクス / 四極子 / スピンネマティック / 量子相転移 / 振幅モード / 複合スピン系 / スピン三量体 / 拡張スピン波理論 / 中性子散乱 / 三重量子ドット / スピン電荷制御 / magnetic excitation / spin dimer / monomer / spin-wave theory / multiferroics |
研究概要 |
複数のスピンが基本単位となる複雑な磁性体(複合スピン系)では、これまでと異なった理論が必要である。そこで、そのような部分を基本単位として捉え、複雑なスピン構造を形状因子に反映させることで、それをあたかも一つの原子のように取り扱える方法を考案した。この形状因子は複合スピンがもつ多極子の性質を反映しており、この理論を具体的な磁性体に適用して中性子散乱を定量的に解析できる理論を提出した。また、磁性イオンが置かれている環境によって、スピンに依存する電気分極が発生する場合がある。この点についても考察し、具体的な磁性体において、スピンによる四極子が存在し、その間に相互作用が働いていることを明らかにした。
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