研究課題/領域番号 |
23540406
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 大阪大学 (2014-2015) 京都大学 (2011-2013) |
研究代表者 |
藤本 聡 大阪大学, 基礎工学研究科, 教授 (10263063)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | トポロジカル絶縁体 / トポロジカル超伝導 / Berry位相 / 電子相関 / ワイル半金属 / ワイル超伝導 / ベリー曲率 / スキルミオン / トポロジカル超伝導体 / ベリー位相 / 熱電効果 / モット絶縁体 / スカーミオン / 超伝導 / マヨラナ・フェルミオン / 磁性 |
研究成果の概要 |
本研究は、電子の量子状態が位相幾何学的な非自明構造を有する物質において、新規物性が発現する可能性を理論的に探求するものであり、以下の新現象を予言し、その一部を実験グループとの共同研究によって実現することに成功した。(1)カイラル超伝導体におけるBerry位相揺らぎに由来する巨大熱電効果。この機構で発現する熱電効果の効率は従来知られているいかなる超伝導体をも越える画期的なものであり、URu2Si2で実現することが明らかになった。(2)カイラル磁性体におけるスカーミオンとモノポール磁気構造による創発的電磁気現象を解明した。(3)ワイル半金属における格子欠陥の生み出す新規輸送現象を明らかにした。
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