研究課題/領域番号 |
23540422
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
川又 修一 大阪府立大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (50211868)
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連携研究者 |
加藤 勝 大阪府立大学, 大学院工学研究科, 准教授 (90204495)
石田 武和 大阪府立大学, 大学院工学研究科, 教授 (00159732)
河村 裕一 大阪府立大学, 大学院工学研究科, 教授 (80275289)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 超伝導ナノ構造 / 超伝導接合 / 超伝導論理デバイス / 超伝導磁束量子 / 銅酸化物超伝導体 |
研究成果の概要 |
dドットは、d波超伝導体がs波超伝導体に囲まれた超伝導複合構造である。本研究ではd波超伝導体として銅酸化物高温超伝導体BSCCO単結晶、s波超伝導体として鉛を用い、フォトリソグラフィーおよびイオンミリング加工等の微細加工技術によりdドットを作製した。走査型SQUID顕微鏡を用いて磁束分布観測を行い、d波およびs波超伝導体おける超伝導秩序パラメータ間の位相干渉により、dドットのコーナーに自発的に発生する半磁束量子を検証した。これにより、銅酸化物高温超伝導体BSCCOの超伝導波動関数対称性がd波であることに関して決定的な証明を与えることができた。
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