研究課題/領域番号 |
23540450
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
数理物理・物性基礎
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
原田 健自 京都大学, 情報学研究科, 助教 (80303882)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | テンソルネットワーク / フラストレーション / 量子スピン系 / MERA / スケーリング解析 / ベイズ推定 / トポロジカル秩序 / 非局所ユニタリー変換 / Valence bond solid / SU(N) JQモデル / SO(N) BLBQモデル / 量子モンテカルロ法 / 負符号問題 / 対称性で保護されたトポロジカル秩序 / エンタングルメント繰り込み / 反強磁性ハイゼンベルグモデル / シャストリー・サザーランド格子 / 変分法 / プラケットダイマー相 / 磁化プラトー / コード開発フレームワーク / 反強磁性ハイゼンベルグ / 三角格子 / スパイラル / 非整合 |
研究概要 |
エンタングルメント繰込みに基づくMERAテンソルネットワークを三角格子上に構築し、有機絶縁体の有効モデルの一つである空間異方性のある三角格子上の反強磁性ハイゼンベルグモデルの基底状態を計算した。その結果、空間異方性の弱い領域では従来提案されていた量子スピン液体状態よりも波数が非整合なスパイラル磁気秩序相が安定であることを数値的に明らかにした。また、ベイズ推定に基づく臨界現象のスケーリング解析手法や、非局所ユニタリー変換に基づくトポロジカル秩序に起因する負符号問題の解消法の提案を行い、磁性相とValence Bond Solid相間の量子相転移現象の大規模な数値的研究を行った。
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