研究課題/領域番号 |
23540459
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
数理物理・物性基礎
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
清水 寧 立命館大学, 理工学部, 准教授 (30388128)
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研究分担者 |
池田 研介 立命館大学, 理工学部, 教授 (40151287)
保田 英洋 大阪大学, 超高圧電子顕微鏡センター, 教授 (60210259)
澤田 信一 関西学院大学, 理工学部, 教授 (80253904)
新山 友暁 金沢大学, 機械工学系, 研究員 (00583858)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | ナノクラスター / 非線形ダイナミクス / 拡散 / カオス / 集団運動 / 表面ダイナミクス / 表面再構成構造 / 少数多体系 / 分子動力学 |
研究概要 |
本研究では少数多体系の長時間(メソスケール)ダイナミクスの背後にある構成要素の運動を特徴づける手法を開発し,構成要素の集団的あるいは個別的な運動とナノクラスター全体の動的特性の関係を明らかにした.特に(1)アルカリハライドや金属ナノクラスターにおいて,高速拡散を支配しているメカニズムの違いを解明し,(2)ナノクラスター表面における欠陥の運動の背後にある安定構造とそれらをつなぐ反応経路から原子の協奏的運動が拡散を支配していることを示した.さらに(3)量子細線に閉じ込められた2電子からなる少数多体系の非線形ダイナミクスを量子古典対応の視点から調べ,量子系の性質を決める新たな原因をみつけた.
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