研究課題/領域番号 |
23540473
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物物理・化学物理
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研究機関 | 旭川医科大学 (2012-2013) 北海道大学 (2011) |
研究代表者 |
眞山 博幸 旭川医科大学, 医学部, 准教授 (70360948)
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連携研究者 |
野々村 美宗 山形大学, 大学院・理工学研究科, 准教授 (50451662)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | ソフトマターの物理 / 濡れ現象 / 表面エネルギー / 自由エネルギー / エネルギー障壁 / ピン止め現象 / 表面張力 / 接触角 / ピン止めエネルギー |
研究概要 |
自然界では繊毛のような微細な表面構造を有する表面が生物や植物、昆虫などに普遍的に観察される。特にこのような表面は超撥水性を示すものが多いが、液体との接触時間や外部から摂動が加えられることによって表面構造に水がしみこむようになる。これは撥水と濡れの2つの状態の間にエネルギー障壁が存在しているために濡れの状態が不連続に変化することを意味しているが、そのような観点で濡れの現象は研究されていない。本研究ではこのような表面をマルチピラー表面(複数のピラーが配列した表面)と捉え、浸み込み現象が起こる際のエネルギー障壁の高さを理論と実験の両面から定量的に議論することに成功した。
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