研究課題/領域番号 |
23540475
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物物理・化学物理
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
山本 隆夫 群馬大学, 理工学研究院, 教授 (80200814)
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研究分担者 |
土橋 敏明 群馬大学, 理工学研究院, 教授 (30155626)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 異方性ゲル / 熱力学的不安定性 / moving boundary描像 / 拡散律速 / 界面律速 / 乾燥 / 透析 / マイクロレオロジー / ダイナミックス遷移 / 緩和ダイナミックス / 界面エネルギー律速 / moving boundary picture / ゲルー異方性ゲル転移 / 潮汐力 / Moving Boundary描像 / 高分子濃厚溶液 / スケーリング則 |
研究概要 |
透析や乾燥による高分子溶液の異方性ゲル化を、ゾル・ゲル境界面に着目して調べた。ゾル・ゲル境界面における熱力学的不安定化が異方性ゲル化を引き起こすことがわかった。熱力学的不安定状態での高分子鎖の配向ダイナミックスを構築した。一般化されたmoving boundary描像を完成させ、4回対称または一軸性のゲル形成過程を解析した。この結果より、異方性ゲル化を制御する方法を考案した。乾燥によるゲル化は界面律速で透析によるゲル化は拡散律速であるが、熱力学不安定化の速度に注目することで、この2つのゲル化ダイナミックスを統一的に理解できることが分かった。
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