研究課題/領域番号 |
23540484
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物物理・化学物理
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研究機関 | 独立行政法人物質・材料研究機構 |
研究代表者 |
小林 敬道 独立行政法人物質・材料研究機構, 先端材料プロセスユニット, 主幹研究員 (20260028)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 衝撃波誘起発光 / 粉末物質 / 熱放射 / 衝撃圧縮 / 発光 |
研究概要 |
粉末物質中を衝撃波が伝搬することにより誘起される特殊な発光現象の解明に取り組んだ。可視域から近赤外域にわたるブロードな発光であり、発光性物質でない場合にも観測されることが判明した。また、1万気圧以下の弱い衝撃圧縮においても可視領域に強い発光があることから、粉末試料自体の発光ではなく残留ガスが断熱圧縮され高温状態になり熱放射することがわかった。更に、より詳細な解析から、熱放射以外の発光成分の存在が明らかになり、衝撃波誘起のルミネッセンスである可能性が示唆された。この衝撃波誘起ルミネッセンスはこれまでに報告例のない発光現象と考えられ、新たな研究の展開につながると期待される。
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