研究課題/領域番号 |
23540489
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
固体地球惑星物理学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
塩原 肇 東京大学, 地震研究所, 教授 (60211950)
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連携研究者 |
篠原 雅尚 東京大学, 地震研究所, 教授 (90242172)
一瀬 建日 東京大学, 地震研究所, 助教 (60359180)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2011年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 海底地殻変動観測 / 傾斜変動観測 / 広帯域地震計 / 広帯域海底地震計 / BBOBS-NX / BBOBST-NX / スロースリップイベント / 底層流 / 深海底 / 海底地震計 / 水温変動 / 観測手法 / 傾斜観測 |
研究成果の概要 |
地震発生の場を理解する上で、海底測地観測は今後重要な役割をもつ。2010年の陸上試験観測以降、海底面での地震・傾斜変動観測を可能とするBBOBST-NXを開発し試験を進めた。2013年4月から1年間、スロースリップイベント(SSE)が発生している房総半島沖で実用試験観測を実施した。2014年1月にほぼ直下でSSEが発生し、同年4月に機器を回収し解析を進めた。その結果、SSEに伴うと考えられる傾斜変動を捉えることが出来、5マイクロrad以上であれば現状の本機器で検出可能である。SSE発生領域直上のように大きな変動が予想される場合、海底面での傾斜変動観測の有効性は検証されたと考えられる。
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