研究課題
基盤研究(C)
フィリピン海プレートの詳細な形状の理解は,近い将来の南海トラフ巨大地震地震の発生に備えて,プレート境界での応力蓄積過程や,大地震による強震動と津波の高精度予測のため重要な課題である。本研究では,南海トラフ地震による強震動/津波予測の高度化を目的として,日本列島に沈み込むフィリピン海プレートの詳細な形状の推定を,1)高密度地震観測網で記録された地震波形の詳細解析,2)地球シミュレータを用いた地震波伝播の高精度計算,の2つの観点から研究を進めた。そして,プレートの断裂や狭窄など局所変形の特徴を正しく表現した「複雑プレートモデル」を用いて,東海・東南海・南海地震の発生に伴う強震動と津波を評価した。
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すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 8件) 学会発表 (7件)
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