研究課題/領域番号 |
23540515
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
気象・海洋物理・陸水学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
伊藤 久徳 九州大学, 理学(系)研究科(研究院), 名誉教授 (80112100)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | ブロッキング / テレコネクション / 渦位 / 移動性高気圧 / 低周波変動 / 準定常 / 渦と渦の相互作用 / 選択的吸収 / ジェット気流 / blocking / selective absorption / vortex interaction / barotropic model / synoptic anticyclone / jet stream |
研究概要 |
ブロッキングとは時に中高緯度に形成される大規模な高気圧のことで,長く持続するという特徴を持っている。多くの異常気象にもブロッキングが関係する。しかしこれまでの長い研究にもかかわらず,その持続メカニズムは分かっていなかった。 この難問に対し,我々はブロッキングは高気圧なので,移動性高気圧を吸収することができるという新しいアイデアを提出した。移動性高気圧は普遍的に存在し,ブロッキングの近辺へはジェット気流が運んでくる。この吸収によってブロッキングは常にリフレッシュされ,持続することができると考えたわけである。この考えを実際のブロッキングのデータ解析と数値シミュレーションから実証することができた。
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