研究課題
基盤研究(C)
長期間わたって中間圏及び電離圏の観測を行っている、大型大気レーダーであるMUレーダーによって観測された中間圏エコーのデータを解析し、乱流拡散係数を求め、乱流拡散係数が春よりも 秋に大きいことを明らかにした。全球モデルによる結果を考慮すると、この乱流拡散係数の春・秋非対称性は、電離圏電子密度の春・秋非対称性の原因となっていると言える。また、タイのチェンマイに設置されたファブリ・ペロー干渉計で観測された熱圏風のデータを解析し、南北方向の熱圏風の春・秋非対称性がプラズマバブル発生頻度の春・秋非対称性の主な原因と考えられることを示した。
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