研究課題
基盤研究(C)
中生代のパンサラサ海の高緯度帯収束域において形成された付加体堆積物では,黒色チャート,赤色チャートから紫色・緑色頁岩に至る遠洋性から半遠洋性の海洋プレート層序が認められる.本研究は,ニュージーランド北島のモツタプ島において連続的な層序をもつ三畳紀前期から中期のチャート層についてHF処理したスラブ堆積面のSEM観察により堆積構造と珪質生物源堆積物の堆積相区分を行い,生物源シリカの変遷過程とチャートの堆積過程を明らかにした.また紫色頁岩中の炭酸マンガンノジュールから産出する放散虫群集について全種解析を行った結果,35属91形態種が区分され,高緯度海域に固有な属の種多様度が高いことが判明した.
すべて 2014 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件) 学会発表 (26件) (うち招待講演 4件) 図書 (22件) 備考 (8件)
New Zealand Journal of Geology and Geophysics
巻: 1 号: 3 ページ: 1-5
10.1080/00288306.2014.889722
Global and Planetary Change
巻: 105 ページ: 68-78
10.1016/j.gloplacha.2012.12.006
Kingdoms Bacteria, Protozoa, Chromista, Plantae, Fungi. Canterbury University Press
巻: Volume 3 ページ: 288-305
Palaeoworld
巻: 20 ページ: 166-178
Plankton & Benthos Research
巻: 6(2) ページ: 69-91
10029655243
巻: 6 ページ: 69-91
http://agri.mine.utsunomiya-u.ac.jp/hpj/deptj/plaj/Labo/Geology/column2.html
http://agri.mine.utsunomiya-u.ac.jp/hpj/deptj/plaj/Labo/Geology/nzresearch.html
http://agri.mine.utsunomiya-u.ac.jp/hpj/deptj/plaj/Labo/Geology/geology.html