研究課題/領域番号 |
23540544
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
層位・古生物学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
荻原 成騎 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (50214044)
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連携研究者 |
重田 康成 国立科学博物館, 地学研究部, 研究主幹 (30270408)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | イノセラムス / 化学合成生物群集 / バイオマーカー / 個別炭素同位体 / 炭酸塩ノジュール / 化学合成 / 硫黄同位体組成 / 炭酸塩炭素同位体組成 / メタン酸化古細菌 / 硫酸還元菌 / 脂肪酸組成 / 化学合成群集 / バイオマーカー分析 / 炭酸塩炭素同位体 / アラゴナイト殻 |
研究成果の概要 |
保存が良好な天塩中川産イノセラムス化石のバイオマーカー組成は、炭化水素画分において、n-アルカンの分布が特徴的である。n-C16とn-C17に頂点を持ち、n-C13からn-C21までのユニモーダルな分布である。CPI(C13-21)は0.79であった。n-アルカンの個別炭素同位体組成は、-30パーミルを下回らない。PMIやクロセタンは検出されなかった。脂肪酸は卓越するC16脂肪酸と-30パーミルを下回らない炭素同位体組成で特徴付けられる。芳香族画分ではペリレンが卓越した。化学合成群集との共生を直接的に示すバイオマーカーは検出されていないが、化学合成群集の可能性が示された。
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