研究課題/領域番号 |
23540545
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
層位・古生物学
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研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
高橋 修 東京学芸大学, 教育学部, 准教授 (20242232)
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研究分担者 |
竹村 明洋 琉球大学, 理学部, 教授 (40222103)
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連携研究者 |
真山 茂樹 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (40199914)
松岡 篤 新潟大学, 理学部, 教授 (00183947)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 放散虫 / 硫酸ストロンチウム / シリカ / 骨殻 / 被殻 / 共生藻 / 渦鞭毛藻 / 国際研究者交流(ノルウェー) / 遊走子 / 被殻形成 / DNA / SiO2 / SrSO4 / 進化 |
研究概要 |
polycystine放散虫の遊走子を,SSU rDNA,光学および電子顕微鏡を用いて解析した.遊走細胞は,2つの鞭毛を備えた5~10 umの西洋ナシのような形をしており,油滴や液胞に囲まれたSrSO4の結晶が細胞質中に存在することがわかった.これらのことは,SiO2の骨殻をもつpolycystineとSrSO4の骨殻をもつacanthariaに共通の祖先があったことを示す.一方,放散虫に共生する渦鞭毛藻をGymnodiniumの新種と同定した.この結果は,少なくとも放散虫が2つの共生体をもち,それらが19世紀以来Zooxanthella nutriculaとして混同されてきたことを示唆する.
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