研究課題
基盤研究(C)
円石藻化石ににみられるサイズ変化を伴った種分化の原因を探るために、第四紀のGephyrocapsa 属化石の形態・サイズの変遷と、現生G. oceanica の形態学的・遺伝学的多様性を調べた。化石の形態観察の結果、小型のGephyrocapsa 属の化石にはcentral area, bridge angle, distal shield elements の形態にさまざまなバリエーションがあることが分かった。現生種の分子系統解析の結果、G. oceanica は種内で遺伝学的な多様性が大きく、Gephyrocaosa 属の多様性を議論する上ではcox1遺伝子が有効であることが分かった。
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