研究課題/領域番号 |
23540566
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
岩石・鉱物・鉱床学
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研究機関 | 東京工業大学 (2013) 独立行政法人海洋研究開発機構 (2011-2012) |
研究代表者 |
鈴木 敏弘 東京工業大学, 理工学研究科, 流動研究員 (40235974)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 元素分配 / 超高圧 / 鉱物 / 珪酸塩メルト / 微量元素 / ザクロ石 |
研究概要 |
岩石に希土類元素など26種の元素を添加した試料を用いて、3~25万気圧の圧力範囲で融解実験を行い、鉱物-珪酸塩メルト間の元素分配係数に対する圧力効果を調べた。従来の研究では、同じ価数を持つイオン間の分配係数の相対的大小関係は、圧力が増加しても変化しないと考えられてきた。しかし本研究の結果、価数の小さなイオンほど分配係数の圧力変化には元素間の差が大きく、大小関係が逆転する事が明らかになった。最も著しい変化を示す1価イオンでは、KやRbのように常圧では鉱物中にほとんど入らない元素が、超高圧下になると他の元素よりも分配係数が大きくなり得る事が明らかになった。
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