研究課題/領域番号 |
23540567
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地球宇宙化学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
比屋根 肇 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (70192292)
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研究分担者 |
森下 祐一 静岡大学, 理学研究科, 教授 (90358185)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 親鉄性元素 / 元素分別 / 初期太陽系 / SIMS / 相対感度係数 / コンドルール / 超難揮発性メタル / 白金族元素 / 二次イオン質量分析 / 原始太陽系 / 超難揮発性金属微粒子 / コンドライト / 二次イオン質量分析計 / 隕石 / 同位体異常 / 包有物 / 原始太陽系星雲 / 難揮発性包有物 / 希土類元素 / ヒボナイト |
研究成果の概要 |
(1)マーチソン隕石のCAI中に超難揮発性メタル粒子を発見した。白金族元素の濃集パターンからCAIが蒸発を経験した温度を推定したところ、摂氏1600度以上の高温であることがわかった。(2)標準試料(親鉄性元素を含む合金)をいくつか作成し、SIMS分析における親鉄性元素の相対感度係数を求めた。(3)Y-81020コンドライト中のメタル粒子のSIMS分析をおこなった。白金族元素は、マトリックス中のメタル粒子にはほとんど含まれないが、コンドルール中の微小なメタル粒子中の濃度には大きなバリエーションが見られた。これは原始太陽系において超難揮発性メタル粒子が不均一に分布していたことを示す。
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