研究課題/領域番号 |
23550028
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理化学
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研究機関 | 福岡大学 |
研究代表者 |
山口 敏男 福岡大学, 理学部, 教授 (70158111)
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連携研究者 |
吉田 亨次 福岡大学, 理学部, 助教 (00309890)
稲垣 伸二 株式会社豊田中央研究所, 稲垣特別研究室, シニアフェロー (30374086)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | メソ細孔物質 / メソポーラス有機シリカ / メソポーラス炭素 / 細孔水の構造 / 細孔水のダイナミクス / X線回折 / 中性子準弾性散乱 / 中性子スピンエコー法 / 規則的メソポーラス炭素 / 水の構造 / 水のダイナミクス / 中性子スピンエコー / 拡散係数 / メソ多孔性物質 / 制限空間水 / 準弾性中性子散乱 / 水のダイナミックス / 活性化エネルギー |
研究概要 |
フェニル基をシリカマトリックス中に導入したメソポーラス有機シリカ(Ph-PMO)とPh-PMOのシラノール基をテトラメチルシランで置換したTMS-Ph-PMO、および生体細胞モデルとしてSephadex G15高分子ゲル中に吸着させた水の熱挙動、構造、およびダイナミクスを示差走査熱量測定、in situX線回折、中性子スピンエコーおよび中性子準弾性散乱測定によりそれぞれ明らかにした。バルク水と比較すると、制限空間内の閉じ込めた水の水素結合ネットワーク構造は大きく歪んでおり、また、水分子の運動は抑制されている。細孔物質の界面がより疎水性になると、水分子の並進拡散の活性化エネルギーは小さくなる。
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