研究課題/領域番号 |
23550030
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理化学
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研究機関 | 公益財団法人豊田理化学研究所 |
研究代表者 |
中島 信昭 公益財団法人豊田理化学研究所, その他部局等, フェロー (00106163)
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連携研究者 |
八ッ橋 知幸 大阪市立大学, 理学研究科, 教授 (70305613)
山中 健一 株式会社豊田中央研究所, 研究員 (40418455)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | ランタニドイオン / 2光子反応 / イッテルビウムイオン / フェムト秒 / フィラメンテーション / 鉄イオン / 2光子反応 / Yb(III) / Fe(III) / Yb(III) / Yb(II) / 二光子反応 |
研究概要 |
ランタニド(Ln)イオンの光化学の一端を確立した.Ln(III)の4f電子励起状態を経る多光子励起(正確には多段階励起)は有効である。研究代表者らはEu(III),Sm(III)系の多光子反応を発見したが、機構の詳細は不明な点が残された.本研究ではYb(III)系を詳しく調べた.励起状態からの電荷移動(CT)吸収帯を測定し、多光子反応の2番目の光子の役割を明確にできた.結果は物理化学の主要ジャーナルに掲載された.J. Phys. Chem. A, 117 (2013)8352. この反応機構はアクチニドイオンにも適用でき,原発の高レベル放射性廃棄物の低減技術に応用できる.
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