研究課題/領域番号 |
23550053
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
有機化学
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研究機関 | 福井工業大学 (2013) 大阪大学 (2011-2012) |
研究代表者 |
蔵田 浩之 福井工業大学, 工学部, 教授 (40263199)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | キノメチド / チオフェン / フェノール / キノン / 酸化還元 / 立体障害 / ターチオフェン / ラジカル / 酸化反応 / オリゴチオフェン / 酸化還元系 / エレクトロクロミズム |
研究概要 |
オリゴチオフェン類のすべてのC-H炭素に2,6-ジ-tert-ブチル-4-メチレンシクロヘキサ-2,5-ジエノン構造(キノメチド)を導入した,極めて非平面性の高い多段階酸化還元系分子の合成を目的とした研究を行い,テトラキノメチド体およびヘキサキノメチド体の合成を達成した。その構造はX線結晶構造解析から,中央5員環がねじれ舟形に折れ曲がることで立体反発を回避していることがわかった。酸化還元挙動においては,電子授受に応じて分子が大きくコンフォメーションを変化させることが明らかになると共に,その色調が大きく変化するエレクトロクロミズムを示すこともわかった。
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