研究課題/領域番号 |
23550058
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
有機化学
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研究機関 | 奈良先端科学技術大学院大学 (2012-2013) 大阪府立大学 (2011) |
研究代表者 |
水野 一彦 奈良先端科学技術大学院大学, 物質創成科学研究科, 客員教授 (10109879)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | エキシプレックス / 分子内光環化付加反応 / 電荷移動相互作用 / ベンゾシクロオクタテトラエン / [3+2]光環化付加反応 / ベンゾトリキナン / アリールアルキニル基 / 光渡環反応 / ヘテロ環化合物 / トリキナン骨格 / アルキニル基 / 1-シアノナフタレン / フロー系マイクロリアクター / [3+2]光環化付加反応 / ベンジルアニリン類 / リニアー型ベンゾトリキナン / アンギュラー型ベンゾトリキナン |
研究概要 |
電子供与性ならびに電子受容性置換基をもつ化合物の分子内光環化付加反応を行い,下記の成果を得た。1-シアノナフタレンの2位に5-アリール-4-アルキニル基をもつ化合物のベンゼン溶液に>280 nm光を照射すると,[2+2]光環化付加反応が起こり,つづいて環拡大したベンゾシクロオクタテトラエン誘導体が生成した。さらに光照射を続けると,シクロオクタテトラエン環が渡環し,1,3-ビラジカルが閉環したベンゾトリキナン誘導体を効率よく与えた。また,酸素を存在させることによって1,3-ビラジカルを捕捉することに成功した。
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