研究課題/領域番号 |
23550088
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
分析化学
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研究機関 | 北見工業大学 |
研究代表者 |
兼清 泰正 北見工業大学, 工学部, 准教授 (40435748)
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研究分担者 |
青木 寛 独立行政法人産業技術総合研究所, 主任研究員 (00392580)
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連携研究者 |
久保 史織 独立行政法人産業技術総合研究所, 主任研究員 (20435770)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2011年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | ボロン酸 / 糖センサー / 薄膜 / 色素 / フルクトース / グルコース / 交互吸着 / 交互積層 / 糖 / センサ / センサー |
研究概要 |
簡便な操作により明瞭かつ多彩な色調変化を示す糖センシングチップの開発を行った。 まず、糖に対する応答速度の向上を図るため、センサーを構成する薄膜の厚さをナノサイズにまで減少させることに取り組んだ。その結果、交互吸着法を用いることにより従来の1/10程度の薄さを実現し、その結果として応答時間を10分程度にまで短縮することに成功した。 また、様々な糖の中で特定の糖を選択的に検出する機能を持たせるため、異なるボロン酸構造を有するモノマーを合成し薄膜作製に用いた。その結果、分子内にヒドロキシメチル基を有するボロン酸モノマーを用いることにより、グルコースに対する応答選択性を改善できることが明らかになった。
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